身体のゆがみは
見た目の問題だけではありません
背中が丸まった「猫背」や、腰が強く反った「そり腰」を気にされている方は多いのではないでしょうか。
猫背ではスタイルが悪くみえ、そり腰はお腹がポッコリと出やすいと考えられます。
しかし、身体のゆがみは見た目の問題だけではありません。
肩こりや腰痛、頭痛などの原因になることもあります。
とくに生活習慣の積み重ねで、骨格はゆがみやすいといわれています。
原因を知って、適切な予防を行っていきましょう。
ここでは、身体がゆがむおもな原因と日常で行える予防法を詳しくご紹介していきます。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 左右で肩の高さが違う
- 肩こりや頭痛がなかなか改善しない
- 腰の同じ箇所がいつも痛くなる
- 自分の身体がゆがんでいないか気になる
- ゆがみの予防ができる方法を知りたい
- 生理痛がきつい
- スタイルが悪くみえてしまう
- お腹が張っていて、便秘気味である
身体がゆがむ原因と症状
身体にゆがみが生じるおもな原因
【正しい姿勢について】
●本来の骨盤・背骨の状態
骨盤は地面と垂直か、やや前傾している状態が理想とされます。
また本来の背骨は、首と腰の部分が軽く前湾しており、全体的にはS字になっています。
●外観からのチェック方法
自然に立った姿勢を横からみた際に、「外くるぶし・膝・骨盤・肩・耳の穴」が一直線上に並んでいることが理想です。
猫背やそり腰といった姿勢不良があると、肩や耳の穴がラインより前に出てしまう傾向にあります。
また、身体を正面からみた場合、肩や骨盤、膝などが左右で高さが違ったり、前後でひねられたりしていると、身体がゆがんでいると考えられます。
しかし、利き足や利き腕があるため、どなたも多少のゆがみはあります。
【身体がゆがむ原因】
●姿勢不良
頭部を前に傾けた姿勢を長時間とっていると、背骨のゆがみにつながる可能性があります。
パソコン作業やスマホの操作、車の運転、勉強、読書、家事全般(料理、掃除)などが、姿勢が崩れるおもな要因に挙げられます。
●骨盤のゆがみ
骨盤にゆがみがあると、その上に乗っている背骨の湾曲のバランスも崩れやすくなるといわれています。
また、股関節を介して、膝や足首など下肢のねじれにもつながります。
日常生活で骨盤がゆがんでしまうのは、次のようなくせや習慣などが挙げられます。
・スポーツや仕事で、同じ方向ばかりに身体をひねる
・カバンをいつも同じ腕で持っている
・片足に体重をかけて立つくせがある
・足を組んで座る
・地べたに横座りやお姉さん座りをしている
●歩き方
ガニ股や内股で歩いていると、股関節や太もも周辺の筋肉が固くなるため、骨盤が傾く原因になると考えられます。
●筋肉の偏り
骨格を支えているのはおもに筋肉です。
そのため、筋力に偏りがあると、身体のゆがみにつながります。
腹筋や背筋をはじめ、骨盤周辺のインナーマッスル(腸腰筋、腹横筋)が身体を支える筋肉として重要です。
身体のゆがみから起こる症状
身体のゆがみは、姿勢やスタイルが悪くみられる原因のひとつです。
とくに背中が丸まっている場合は、老けてみられたり、自信がなさそうにみられたりする傾向にあります。
また見た目の問題だけではなく、骨盤や背骨のゆがみをそのままにしておくと、次のような身体の不調を招くこともあります。
●肩こり、腰痛
背骨はS字に湾曲することで、重たい頭を骨格で支えて、首から背中、腰部にかけてかかる負担を分散しています。
しかし、背骨の湾曲がなくなったり、過度に湾曲してしまったりした状態では、骨格ではなく脊柱周辺の筋肉で身体を支える必要が出てきます。
筋肉の緊張が強まり、血行が悪化することで、肩こりや腰痛につながる場合があります。
●頭痛、首の痛み
猫背では、前側に傾いた頭部を支えるために、首まわりの筋肉が緊張しやすくなるといわれています。
すると、首や頭部の血行不良を起こし、頸部痛や緊張型頭痛につながる場合があります。
自覚症状としては、首や後頭部、頭全体の痛みが挙げられます。
しかし、原因が患部だけにあるとは限りません。
肩こりにも関連している僧帽筋は、首の根元から背中まで幅広く付着しているため、肩甲骨や背中のゆがみが原因になることも考えられます。
●内臓機能の低下
骨格は、内臓を支えて保護する役割があります。
そのため、骨盤や脊柱がゆがんでいると、内臓の位置がずれて、機能低下につながります。
●生理痛がひどくなる
骨格のゆがみがストレスとなり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる場合があります。
自律神経の乱れは、女性ホルモンの分泌を乱す原因のひとつといわれています。
加えて、骨盤の傾きから下腹部の血行が悪くなり、生理痛の悪化を招く可能性があります。
身体のゆがみの予防法
生活習慣を見直して、
ゆがみを予防しましょう
骨格のゆがみを予防するには、次のような方法が挙げられます。
●カバンを片方で持たない
いつも利き腕ばかりで、カバンを持っていませんか。
身体のゆがみにつながるため、カバンは左右で交互に持つようにしたり、リュックサックを使用したりすることをおすすめします。
また日常では、次のような点にも気をつけましょう。
・なるべく椅子の生活にする(地べたに座らないようにする)
・座る際には足を組まない
・スポーツでは、反対側にも身体をひねる動きを入れる
・立つ際には、左右均等に体重をかけるようにする
●姿勢の改善
立っているとき、座っているときにかかわらず、頭頂部を天井から吊るされているイメージで、背中を伸ばした姿勢を意識しましょう。
また、デスクワークやスマホの操作などは、次のポイントも心がけてください。
・背もたれにだらっと寄りかかって座らない
・スマホは顔の高さに上げて操作するようにする
・パソコンの画面は、目線かやや目線より下でみられるようにする
●長時間同じ姿勢を続けない
同じ姿勢が続くと、背中や腰部、お尻まわりの筋肉に負担がかかり、柔軟性が低下します。
デスクワーク中でも、可能であれば30分を目安に小休憩を入れて、立ち上がって歩いたり、ストレッチしたりして、同じ姿勢が続かないようにしましょう。
●バランスよく鍛える
体幹を支えている、腹筋や背筋をバランスよく鍛えていきましょう。
・腹筋
1.仰向けに寝て、両足を上げて膝を曲げます(股関節、膝がともに90度の状態です)。両手は頭の後ろで組むようにしてください。
2.目線はへそをみるようにして、息を吐きながら上半身をゆっくり起こしていきます。
3.息を吸いながら、今度は上半身をゆっくりおろしていきます。
2と3を交互に、10回を目安に繰り返しましょう。
・背筋
1.四つん這いになります。
2.右手、左足を床と水平になる高さに上げます。
3.反対側(左手、右足)も同様に行ってください。
2と3を交互に、10回ほど繰り返しましょう。
※原因が違う対処法を続けてしまうと悪化する可能性もあるので、緩和されないのであれば中止し、まずはお問い合わせ、ご来院されることをおすすめします。
対処法は一時的なものであり、効果を保証するものではありません。
カイロプラクティックラクーンの
【身体のゆがみ】アプローチ方法
アメリカのカイロプラクティック大学に研修に行き、そこで学んだカイロプラクティック技術と日本カイロプラクティック連合会で学んだ技術と知識をベースに、当院は患者さまお一人おひとりのゆがみを整えていきます。
カイロプラクティック技術のほかにもストレッチも行い、筋肉にもアプローチをしていきます。
また、ゆがみはくせになっていることもほとんどですので、くせをなおしていくためのアドバイスも行っていきます。
著者 Writer
- 米田 健一
- 所有資格: 日本カイロプラクティック連合会正会員
NPO法人日本カイロプラクティック諮問委員会会員
健康管理士一般指導員
生年月日:1985年1月4日生まれ
血液型 :O型
趣 味:スキー サイクリング
患者様へひとこと:
根本から身体の改良を目指していきます!
施術案内
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カイロ
プラクティック
カイロプラクティックは、骨格矯正をメインとした施術方法です。
身体の土台となる骨盤や背骨が調整されるため、症状の根本改善を目指せることが大きな特徴です。
姿勢矯正
姿勢矯正では、脊柱のゆがみ矯正をメインに行っています。
姿勢を良くしたい方はもちろんのこと、身体の痛みやコリ感の根本改善を目指したい方におすすめの施術です。
骨盤矯正
骨盤や脊柱に適度な圧力をかけて、骨格の位置を調整していきます。
痛みは感じにくく、身体にかかる負担も小さい施術方法です。
産後骨盤矯正
関節に適度な圧力をかけて、骨盤や背骨を本来の位置に矯正していきます。
施術以外にも患者さま自身のご自宅で簡単に行える骨盤周辺のトレーニングをアドバイスさせていただきます。
ヘッドケア
当院では頭蓋骨の縫い目に沿って、機材は用いず、指の腹をつかって固まった頭部の筋肉をほぐしていきます。
頭痛のほかにも眼精疲労や顔のむくみ、便秘などでお悩みの方も、当院のヘッドケアで解消が図れます。
筋膜リリース
「筋膜リリース」とは、筋膜の癒着をひきはがし、筋肉の柔軟性や血流を回復させていく施術のことです。
原因となっている筋膜の癒着を探しながら施術していくため、痛みの根本改善や再発の予防なども期待できます。
当院のご紹介
ABOUT US
カイロプラクティックラクーン
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